ルート配送ドライバーに必要な資格

荷物の積み下ろし作業に必要な資格について

ルート配送の仕事は単にトラックを運転すれば良いというわけではありません。取り扱う荷物の積み下ろしもドライバーの仕事なので、その作業を効率的に行うための様々な資格を取得する必要があるのです。荷物の積み下ろしで使う機会が多い作業車両としてフォークリフトが挙げられます。パレットに積まれた荷物を効率良く扱うにはフォークリフトの運転が必須条件です。また、一部のトラックに付属している小型クレーンの操作も専用の免許が必要なので、配送の仕事に就く場合はこれらの免許を取得しておけば便利です。仕事の内容によっては玉掛けなど荷物の積み込みに関する資格も必要になるので、就業の際は事前に詳細を確認しておく必要があります。

大型特殊とけん引が必須な会社も多い

ルート配送は指定の目的地まで荷物を届ける仕事なので、移動距離や使用する車両に明確な決まりはありません。仕事によっては大型トレーラーを何日もかけて走らせることもあります。大型トレーラーを運転するにはトラック用の大型免許の他、けん引免許も必要になります。この二つの免許が無ければトレーラーを走らせる仕事に就くことはできません。運送会社によっては社員全員にけん引免許を取らせている所もあります。大型特殊はブルドーザーなどの作業車両の運転に必要な免許です。運送会社によっては冬季の除雪作業を行っている所もあります。除雪作業で使うタイヤショベルやショベルカーなどの車両を運転する際に大型特殊免許が必要となるのです。

インターネットショッピングの対応が増えているため配送業が増えています。顧客の不在も多いので配送業務を様々な時間に対応してくれるドライバーの募集のニーズが高まっているのです